分散型SNSである「Bluesky」が、現地時間の2月6日に招待制を廃止したことで話題になっています。

「SNSといえば？」と聞かれれば、「X（旧Twitter）」と答える人が多いと思います。Xはほかのユーザーとのやり取りや推し活をするだけでなく、事件や災害などが起こったときにXを確認すればすぐに情報を手に入れることができます。もはやXを使っていない人はいないと言っても過言ではありません。しかし、2023年7月1日にXのオーナーであるイーロン・マスク氏によって閲覧制限がかけられました。これによってほかの人の「ツイート」が見れないというユーザーが続出しました。

これを受けて第二のXを目指して、たくさんのSNSが誕生しました。今回は、その中の1つである「Bluesky」について紹介していきたいと思います。

Blueskyとは

BlueskyとはX社の共同創業者ジャック・ドーシー氏が発案した分散型SNSプロジェクトです。もともとX社内のプロジェクトとして組織されましたが、現在はX社から完全に独立しています。X社の共同創業者が作っただけあって、UIはXにかなり似たものになっています。

登録方法

まずはアカウントを作成します。この記事ではアプリ版のBlueskyの登録方法を説明していきますが、ブラウザ版も基本的に同じ手順で登録できます。アプリ版で登録する場合は、App StoreでBlueskyと検索してアプリをインストールしてください。

1. 「新しいアカウントを作成」をタップして、「メールアドレス、パスワード、生年月日、ユーザーハンドル」を入力する。

イオナ

「ホスティングプロバイダー」は、自分が選択したサーバー上でアプリを実行できるようになるそうです。ここは、デフォルトで選択されている「Bluesky Social」で大丈夫です。

2.自分が興味のあるジャンルを選んだりフィード（タイムライン）のカスタマイズ、表示させたくないポストなどを設定していきます。

ここらへんは後から編集できるので、とりあえず早く使いたい人は「続行」を連打で大丈夫です。設定が終わったら、「さあ始めましょう！」をタップして登録完了です。

Blueskyでできること

好きなことをつぶやいたり他のユーザーのポストへの返信、気に入ったユーザーのフォローと基本的にはXを使うのと同じように使えます。他にもミュートやブロック、リポスト、引用と欲しい機能はひと通り揃っています。

イオナ

触ってみた感想としては、フィードは全体的に平和で意外と人が多いなと思いました。もしかしたら、「Blueskyをメインに使ってます！」というユーザーがいるのかもしれません。

Xとの違い

「BlueskyはXと似ているけど、何か違いはあるの？」

そんな方のために現段階でのXとの主な違いをいくつか挙げてみました。今後追加される可能性はあるのでしょうか。

イオナ

このほかにもXでは問題ないと判断された画像が、Blueskyでは問題があると判断されアカウントが削除されてしまったケースもあります。イラストや写真に対する基準はかなり厳しめのようです。

まとめ

Xは現在インプレッション稼ぎを目的とした投稿が増えていて、ユーザーが不満を募らせている印象です。また、昨年はXの有料化が検討されていると話題になりました。Xが完全有料化になった場合、ユーザー離れが起こる可能性があります。現在のBlueskyはとても快適に使えるSNSだと思うので、ほかのSNSへの移行を考えている方は試しにBlueskyへ登録してみてはいかがですか。

Bluesky Social