Appleが2021年からひそかに折りたたみ式iPhoneの開発に取り組んでいると噂されているのはご存知でしょうか?
折りたたみ式スマートフォンのトレンドは成長を続け、特にSamsungのGalaxy Z FoldやZ Flipシリーズによって主流になるにつれて、折りたたみ式iPhoneの開発に着手する可能性がますます高まっています。
ここでは折りたたみ式の iPhoneについてこれまでにわかっていることすべてをまとめていきます。
image:PHONE ARENA
折りたたみiPhone情報
これまでにわかっていること
・2021年3月後半には、8インチの折りたたみ式iPhoneが2023年に発売される可能性があるという噂が流れる。
・2021年にブルームバーグは、Appleが社内テスト用に折りたたみ式ディスプレイのプロトタイプを開発したと報じる。
・2024年後半には、2026年にAppleがブックスタイルの折りたたみ式iPhoneをリリースすると示唆。
折りたたみiPhoneの発売日
今のところ、折りたたみ式iPhoneは2025年に発表すると推測されてます。
ただしApple Intelligenceが発表されたのと同じように、単なるティーザーである可能性もあります。折りたたみ式 iPhone の実際の発売日は2026年後半になると予想されています。
価格は?
iPhoneの価格に関しては、信頼できるリーク情報からは未だ詳細はないです。
ですがAppleの現在のiPhoneの価格設定や競合他社の折りたたみ式スマートフォンの価格に基づいて推測することはできます。
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GoogleのPixel 9 Pro Foldは1,499ドルからですし、Apple自体も、現在の主力製品であるiPhone 16 Pro Maxを1,199ドルとしていることから、高くなったとしても、おそらく主力のPro Maxとそれほど変わらない、1,199ドルから1,599ドル程度になると推測されます。
デザイン
内部情報では、Appleの折りたたみ式iPhoneはGalaxy Z Flip 6に似たフリップスタイルになると伝えられていました。内部関係者ではiPhoneの折りたたみ式は「折りたたみ式」、つまり本のようなGalaxy Z Fold 6に似たものになると自信を持ってツイートしたため、2024年時点では状況が少し混乱しているとのころです。
Appleがどちらか1つを採用するかによってデザインの予想がつきます。
どちらの電話も、折りたたむと通常の iPhone の (ほぼ) 2 倍の厚さになる可能性が高く、大きなデバイスになりそうです。
ディスプレイは?
image:PHONE ARENA
Appleが本のような折りたたみ式iPhoneを発売することを選択した場合、開くとタブレットサイズになるメインディスプレイの中央に1つの折りたたみポイントがあることが予想されます。外側には、通常のiPhoneとほぼ同じサイズの従来の画面もあり、毎回電話を広げなくても使用できます。
またApple の他の主力 iPhone と同様に、OLED 技術と 120Hz のリフレッシュ レートも搭載されると思われます。
image:PHONE ARENA
バッテリー
折りたたみ式スマートフォンは、通常、複数のバッテリーを搭載しており、実際に折りたたむヒンジの周囲に配置されています。
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常識的に考えても、フリップ式の折りたたみ式iPhoneは、大きな本のような折りたたみ式 iPhone よりもバッテリーが小さくなることは予想できますね。
正確な仕様はまだないですが、1回の充電で丸1日分のバッテリー寿命が期待されています。
充電はUSB Type-C ポート経由、またはワイヤレス充電、MagSafe、Qi2 も期待されてます。
おそらく前者は最大 30W、後者は最大 15W の速度になるでしょう。
機能とソフトウェア
Appleが折りたたみ式iPhoneをリリースする場合、コンパクトな形状やキックスタンドとして使用する機能が注目されますが、それ以外の特別な機能はあまり期待されていません。
現在最も注目されている機能は、半分まで開いて下半分を床に置き、上半分(カメラがある側)を任意の方向に向けることができるため、ハンズフリーの自撮り、ビデオ、グループ写真、ビデオ通話が可能になることです。
また画面を上下に分割して動画を上半分に、再生コントロールを下半分に表示するようなアプリの活用が考えられます。
これはAndroidの折りたたみ式デバイスで既に採用されている機能に類似しており、Appleも独自の名前で提供する可能性があります。ただこれらの機能はiOSアプリ開発者による対応が必要なため、リリース当初はすべてのアプリが対応するわけではないでしょう。
さらに、Galaxy Z Foldのような大画面のデザインが採用された場合、複数のアプリを同時に使える分割画面マルチタスクが可能になるかもしれません。
理想的には、iPadの「Slide Over」機能のようにさらに多機能化する可能性も考えられます。ただAppleがiPadの売上への影響を避けるため、高度な機能をiPad専用に残す可能性も考えられます。
この端末でiPhoneとiPadの中間的な位置付けとするのか、あるいは新たなカテゴリを創り出すのか注目されるところです。
ハードウェアと仕様
折りたたみ式iPhoneのプロセッサとRAMについては現時点では何もわかっておらず、現在のiPhone 16 Pro MaxがA18 Proを搭載していることから、将来的にはA19 Proチップが搭載されると予想されます。ただAppleが折りたたみ式スマートフォンを採用するのであれば、Proチップの搭載はなく、A19チップのみとなると言われてます。
image:MacRumors
まとめ:iPhone Flip & Fold を待つべき?
折りたたみ式携帯電話が欲しいが、他の折りたたみ式ではでは満足してないといった方には、もう少し待って、折りたたみ式の情報を確認してから決める価値はありそうです。
リリースまでの時間がかかったり、待ち望んでいたものがリリースされない可能性もあります。
折りたたみ式にこだわり、iPhoneの端末を2年近く待つのは難しい場合は、Android端末で先に購入するのもありです。また折りたたみ式 iPhoneにこだわる必要はないかと思います。
ただ発売になればトレンドになるのは、間違いないです。
まだ十分な情報が得られていないため、購入への見極めは難しいですので、2025年の最新情報をお楽しみに!
参照元:PHONE ARENA
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